筆頭著者として投稿した、認知症に関連した英論文が、国際学術誌『Journal of Alzheimer’s Disease Reports』に公開されました。
テーマは「認知症の貼り薬(ドネペジル貼付剤)の治療継続を左右する要因の解析」です。
結論は、 治療を継続できるかどうかは「患者さんご本人の認知機能の重症度」ではなく、「ご家族の介護負担度」が最大の予測因子ということです。
臨床的意義として、 薬を継続できない根本原因は、単なる皮膚トラブルなどではなく、背景にある「ご家族の介護力の枯渇」にあることが明らかになりました。
もの忘れ外来を支えてくださる多くのスタッフが丹念に、日々患者さんの評価をしてくれています。その認知症の実臨床データを用いて、総合内科専門医、神経内科専門医、認知症専門医としての知見を交えて、形にできたことをうれしく思います。



